肌への影響
健康的な身体にかかせない腸活ですが、美肌とも密接に関係しています。肌荒れ・吹き出物などの肌トラブルは、腸内フローラ（腸内細菌叢）が乱れているせいかもしれません。
そこで、美肌を目指すために実践したい腸活方法についてご紹介します。
腸内環境はお肌に大きな影響をあたえます。腸内環境が乱れると腸のぜん動運動が鈍くなり、便が硬くなることで便秘が引き起こされます。
便秘で腸内に便が長時間滞留すると悪玉菌が増加し、アンモニアや硫化水素などの有害物質が発生します。
これらの有害物質は腸から吸収され、血液を通して体内を巡り、やがてお肌に到達します。
お肌にたまった有害物質が外に排出しようと肌荒れやニキビ、吹き出物といった肌トラブルを引き起こすとされています。つまり、腸内環境の悪化は、美肌にとって大敵です。
美肌になる腸内環境とは？
理想的な腸内環境とは、すばり善玉菌が優位な状態です。ヨーグルトのCM等で聞き慣れている言葉ですが腸内には多くの細菌が生息しており、それらを善玉菌（乳酸菌・ビフィズス菌など）、悪玉菌、日和見菌の3種類に分けることができます。腸活により、悪玉菌の増加を抑え、善玉菌が優位な状態を保つことが美肌にとってとても大事です。
具体的に実践するには
体内の水分量が少ないと便が硬くなるため、便秘が起こりやすくなります。便秘は肌荒れの原因となるため、便秘を防ぐために水分を積極的に摂ることを意識しましょう。
水分補給に腸活におすすめの飲み物の取り入れ方としては朝起きたら一杯のお水が効果的です。また、食事で善玉菌を増やすために、善玉菌を含む食品（プロバイオティクス）と、食物繊維・オリゴ糖（プレバイオティクス）を取り入れると効果的です
ヨーグルト、納豆、キムチなど
食物繊維・オリゴ糖を多く含む食品
わかめなどの海藻類、バナナ、りんご、キウイ、大麦…など。これらを意識しながらの適度な運動は腸に刺激を与え活発的になりさらに効果的です。最後に重要なのは善玉菌は数日間しか生存出来ない為継続がとても大事です。
まとめ
腸活において重要なことは、「バランスの取れた食生活」「適度な運動」「良質な睡眠」を日頃から心がけることです。食生活を変えるのが難しい人や、すでに便秘や下痢のようなお腹の不調を感じている人は、整腸薬や胃腸薬で腸内環境を整えるのもひとつの方法です。健康の為に腸活はとても大事ですが、スキンケアの効果も上がると理解すればモチベーションも上がりますよね。中からも美肌を意識して頑張りましょう。