紫外線は年中降り注ぎ日焼け止めを365日塗っている方は多いと思います。それでも焼けてしまったりシミが出来たり、、とお悩みの方も多いと思います。正しく日焼け止めを使ってそうならない為の対策はとても重要です。
日焼け止めを塗る理由
日焼け止めの役割
肌が紫外線を浴びると、細胞内で活性酸素が発生します。活性酸素は、体の酸化や老化の原因にもなるやっかいな物質です。
活性酸素は、コラーゲンやエラスチン線維そのものを変性させるばかりではなく、その生成に重要な役割を果たす線維芽細胞も破壊したり傷付けたりして、肌にダメージを与えます。その結果、肌のハリや弾力が低下し、しわやたるみが生じやすくなります。日焼け止めを上手に使えば、このような紫外線による肌ダメージを抑えることが可能です。
またシミの予防にも欠かせません。
紫外線を浴び、表皮にあるメラノサイトと呼ばれる細胞が元気になると、メラニン色素が増えてしまいます。メラニン色素は、紫外線から肌を守ってくれる重要な存在ですが、肌に沈着するとシミになります。
日焼け止めは、メラノサイトが元気になり、メラニン色素が増えることを抑えてくれるため、シミの予防に役立つのです。紫外線を浴び、表皮にあるメラノサイトと呼ばれる細胞が元気になると、メラニン色素が増えてしまいます。メラニン色素は、紫外線から肌を守ってくれる重要な存在ですが、肌に沈着するとシミになります。
日焼け止めは、メラノサイトが元気になり、メラニン色素が増えることを抑えてくれるため、シミの予防に役立つのです。
きちんと紫外線を防ぐための正しい塗り方
適量を手に取り頬→額→鼻→顎の順にのせ優しく伸ばしていきましょう。 顔周りで塗り忘れしやすいのは、「髪の生え際」「眉間」「まぶた」「耳」「小鼻のわき」「フェイスライン」です。「首の後ろ」も忘れがちなので注意してください。
日焼け止めを肌に薄く伸ばせば伸ばすほど、日焼け止めの効果は薄くなってしまうため、もったいないからと日焼け止めの量を減らさず、製品に書かれた塗布目安量を守ることが大切です。 また日焼け止めは肌になじんでからの方が落ちにくくなる為塗ってすぐはこすらないようにしましょう。
効果はどのくらい?それ以外に大切な事
多くの人が、日焼け止めは一日効果が続くと考えているかもしれません。
しかし、紫外線吸収剤が含まれている日焼け止めは、紫外線を浴びると成分が分解されるため、時間の経過とともに効果が落ちてしまいます。また、どの日焼け止めも汗をかいたり、衣類の摩擦や、泳いだりすると効果がなくなる可能性があります。日焼け止めのタイプに関わらず、屋外にいるときは2時間ごとに塗り直すようにしましょう。特にSPFが低いものは効果が短いので、より頻繁に塗り直すことが大切です。 また、 自分では、まんべんなく日焼け止めを塗ったつもりでも、塗り残しは意外とあります。 その分もカバーできるので、安心です。 ただし、日傘だけでは地面などの照り返しを防ぐことはできません。 そのため、日焼け止めと日傘を併用するのがおすすめです。
美肌の為の日焼け止め使用方法まとめ
日焼け止めをきちんと塗って紫外線対策を行うことは、肌の老化を防ぐことにつながります。また、皮膚がんになるリスクを減らすことも可能です。
なかには、紫外線吸収材など日焼け止めが肌へ悪影響を与えるのでは?と心配する人もいます。しかし現時点では、日焼け止めによって著しく有害な問題が生じることを示す、有力な科学的証拠はありません。
スキンケアにおいて大事な事は沢山ありますが、紫外線対策さえ完璧に出来ていれば、美肌を手に入れたとも言われています。今だけてなく将来の為にも正しく日焼け止めを塗って紫外線対策をしていきましょう。