おやつやおつまみとして手軽に食べられるチーズ。
美容にも役立つ成分が含まれていますが、食べすぎには注意が必要です。
今回はチーズに含まれる美容成分やダイエット中の食べ方についてお話しします。
チーズは栄養が豊富
チーズは美容に良いとされるビタミンやミネラルを豊富に含みますが、適量を守ることが重要です。
美容効果を最大限に引き出すためには、カロリーや脂質が低めのフレッシュチーズやリコッタ、フェタチーズを、1日に小さじ1～2杯程度を目安に摂取するのが理想です。
野菜や全粒粉のクラッカーと合わせると、栄養バランスが整い、美肌への効果も期待できます。
チーズにはどんな美容成分が含まれている？
●たんぱく質
三大栄養素の一つで、標準的な成人の場合、体重の約1/5を占め、筋肉や血液に含まれているだけではなく、エネルギー源としても利用されています。また、常に分解・生成を繰り返しているため、毎日取り続ける必要があります。
モッツァレラチーズ100ｇあたり、18.4gのたんぱく質を含んでいます。
●ビタミンB2
皮膚や粘膜の健康維持に役立つビタミンで、糖質、たんぱく質、脂質をエネルギーに変換し、代謝を司る役割を担っています。口角炎、口内炎をはじめとする粘膜の炎症を抑え、肌の状態を整える働きがあります。
モッツァレラチーズ100gあたり0.9mgのビタミンB2を含んでいます。
●ビタミンB12
水溶性ビタミンの一種で、葉酸と共に働き、血液中のヘモグロビンの生成にかかわり、また、脳から出る神経の伝達を正常に保つ働きがあります。
モッツァレラチーズ100gあたり、1.6㎍のビタミンB12を含んでいます。
●ビタミンK
骨に含まれるたんぱく質の働き、カルシウムが沈着するのを助けるため、骨粗しょう症の治療薬として利用されています。また、血液を固める働きがあり、欠乏すると頻繁に内出血を起こしたり、けがをした場合、血液の凝固に時間がかかってしまったりします。
モッツァレラチーズ100gあたり、6㎍のビタミンKを含んでいます。
●カルシウム
私たちの体内に含まれる総量のうち、99%が骨や歯に蓄えられています。残り1%は血液や体液中に含まれ、止血を助け、神経伝達や筋肉の動きを促し、生命活動の維持を行う役割を果たす栄養素のひとつです。
モッツァレラチーズ100gあたり、330mgのカルシウムを含んでいます。
●亜鉛
新陳代謝を担う多くの酵素を作る成分となり、皮膚や粘膜を保護する働きがあります。舌の上にある、味を感じる味蕾という細胞の代謝を促進する効果があるため、亜鉛不足になると味覚障害を起こしてしまうことが知られています。
モッツァレラチーズ100gあたり、2.8mgの亜鉛を含んでいます。
ダイエット中こそチーズ！
ダイエットというと、チーズを避けがちですが、実は適量を摂ることでダイエットと相性が良いことがわかっています。
チーズに含まれる高品質なタンパク質は、筋肉の維持に不可欠です。
筋肉量が増えれば基礎代謝が向上し、脂肪を燃焼しやすい体質へと導くことができます。
また、カルシウムも豊富で、脂肪の吸収を抑える手助けをすると言われています。
ダイエット中のチーズの適量は、1日30g程度とされており、低脂肪や無塩のオプションを選ぶことが推奨されます。
例えば、コテージチーズは低カロリーで栄養価が高いため、ダイエット中のスナックや食事の一部に取り入れやすいです。
一方で、カマンベールやブリーといった高脂肪のチーズは、適量を守ることが重要です。
チーズの選び方一つで、栄養バランスを保ちながらダイエットを成功に導くことができます。
美肌と健康を両立させたい方は、チーズを上手に活用してみてください。
チーズと肌の美容関係？まとめ
チーズの美容効果、今まで知らなくて損してた！という方も多いと思います。
美味しくてキレイに近づけるなんてとても嬉しいですよね。
美容と健康は切っても切れない関係です。まずはチーズで腸内環境を整えるところから始めてみましょう！
