なんだか痒い!?夏の肌はダニに注意!!

夏の露出が多くなる肌ですが、体を見たらポツポツと赤いかゆみがある。。もしかしてダニに刺された?と思い浮かぶと思いますがあせもや他の虫刺されともよく似てます。ダニの被害なのかはっきりしないケースも。今回はダニに刺された時の特徴と予防方法について解読します!

ダニに刺された時の症状

ダニはさまざまな種類がいますが、実は人を刺すダニは少なく、主にイエダニとツメダニの2種類。イエダニは主にネズミに寄生するダニです。5〜9月の夏の時季に発生し、衣類や布団の中に入り人間の柔らかい皮膚の部分を狙って来ます。ツメダニは梅雨や秋ごろに増加し、本来吸血しない種類のダニですが畳などに素肌で寝転んだ時などに刺される場合が多いそうです。2種類のダニは刺された翌日に赤みかゆみの症状が出ることが多いようです。

ダニとあせもを見分けるポイント

ダニに刺された症状とあせもの症状はとても似ています。ダニは脇の下や内もも、下腹部といった人の皮膚の中でも柔らかい箇所、特に衣服で隠れている部分に刺すことが多いためそういった箇所の赤みや痒みがあるところはダニの可能性が大きいですね。あせもは汗が溜まって起きる炎症のためヒジやひざ裏、首元などに湿疹が広がってる時はあせもの可能性が高いです。

ダニに刺された時の対処方法

ダニに刺されてしまったときはまず洗い流して清潔にしましょう!!かゆみがあるからといってかいてしまうと細菌によりさらに炎症してしまう恐れがあります。洗い流して清潔にした後は市販の塗り薬でかゆみや炎症を抑えましょう。強いかゆみや腫れが1週間続くようならば皮膚科を受診しましょう。

ダニが発生している環境とは?

ダニが好むのは人のフケやアカ、髪の毛食べ残しが落ちてたりカビが発生してる環境。人が生活している限りダニを完全に排除するのは不可能ではあるものの、掃除がまめにされておらず、人の老廃物がたくさん落ちてる環境はダニが喜んで増えてしまいます。

ダニがすみかとして選ぶのは高温多湿になりやすいカーペットや枕、ソファ畳などです。こまめに掃除機をかけて洗濯し、おうちを清潔に保つのがポイントです。

ダニに刺されたりあるいはアレルギーの原因としてダニが関わることが疑われる場合生活環境のダニを取り除くと症状が良くなるケースがあります。かゆみなどの症状が慢性的に続くようなら医療機関を受診するとともにダニを排除するよう生活環境の整備に取り組んでください