肌トラブルにつながる肩こり?

凝りから肌への影響とは

たるみやシワ、くすみ等の肌トラブルがあるとスキンケアを見直したりしますが、原因が肩こりと思う方は少ないのではないでしょうか?しかし肩こりが悪化すると交感神経が働き血行不良となります。毛細血管が収縮して血流が悪化、顔色が悪く見えます。さらにリンパの流れも悪くなります。さらに首の鎖骨が凝っていると顔がむくみまぶたが重くなったり頬がたるんだようにみえます。またそのまま放置していると顔が大きく定着してしまいます。

首や肩こりと顔のたるみの関係は

肩や首まわりをはじめ、全身の血行が停滞すると、顔にもその影響が及んで老廃物や
不要な水分が排出されにくくなり、顔のむくみが起こります。
これが慢性化して常に顔がむくんでいるような状態になると、むくみが下垂して
肌のハリが失われ、徐々に顔がたるんできてしまうのです。
また、もう1つの筋肉の緊張ですが、筋肉が硬くなって肩こりが起こるとその影響が顔の筋肉にも及びます。
顔の筋肉が硬くなった筋肉にひっぱられて、頬などに下垂が生じてしまうのです。
このように、肩こりと顔のたるみは深いところで繋がっているもの。
老け顔の原因ともなる顔のたるみを改善するためには、肩こりの根本的な原因を改善することが大切です。

肩こりによるたるみを改善しましょう

日頃から正しい姿勢を心掛ける
座っているときにはもちろん、立っている時や歩いているときなども正しい姿勢を心掛ける事で
筋肉への負担を減らし、肩こりを防ぎます。
天井から1本の糸が垂らされていて、それに頭のてっぺんが繋がっているようなイメージで正しく背筋を伸ばしてみましょう。
2.お風呂に入って硬くなった筋肉をほぐす
毎日が忙しかったり夏などはバスタイムはシャワーだけで済ませせてしまいがちですが、
顔のたるみを改善するためには湯船にしっかりと浸かって体を温めることが大切です。芯から温めることで肩の筋肉をじんわりとほぐすことができます。
また、湯船に浸かって体を温めると副交感神経が優位になってリラックスした気分になり、ストレス緩和にも役立ちます。
3.適度な運動で血行を促進する
1日の中に少しでも時間を作って、運動を取り入れることも重要な改善ポイントの1つ。
激しく体を動かさなくても、ウォーキングや軽いジョギング程度でOKです。
運動後にはストレッチを取り入れたり、優しいマッサージを行ってさらに血行促進効果を狙いましょう。
 

気をつけたい生活習慣とは

一般的にあまり知られていませんが、肩こりをむやみに叩いたり揉んだりするのが良くありません。筋肉を傷つけて症状を悪化させる恐れがあるからです。 ストレッチであれば筋肉に負担をかけず伸ばせるので、肩こりの症状を緩和できる可能性があります。 肌だけではなく身体の為にもストレッチはとても効果的なのです。 また また、ストレスなど精神的な要因で肩こりが起こることもあります。不安や緊張が強いと、人は知らず知らずのうちに身体に力が入った状態になり、肩や首のこりにつながりやすくなります。さらに、緊張していると無意識に身体の防御反応が働き、闘うときのボクサーのように姿勢が前傾になりやすく、それが肩こりの原因になることもあります。緊張する時間が長い時はしっかりとした休息が大事です。
肩こりによる顔のたるみは、ケアしたからといって数日で解消するものではありません。しかし毎日コツコツ継続することで、少しずつではありますが着実に軽減していきます。湯船に浸かる事や紫外線対策とともに意識的に良い習慣へとチェンジしていきましょう。